目指してるのか?サブスリー 酒とジョグとカメラの日々

57歳サラリーマンのマラソン練習と飲酒とカメラの記録

雁坂峠越え秩父往還143km走完踏メモ  CP5熊木商店~ゴール 

  CP5をピットアウトしたあと、少し先の自販機でミネラルウォーターとグレープフルーツジュース。
 歩きながら、ソイジョイを食べてグレープフルーツジュースを飲む。パワージェルなどで、手がべとつくのとパンパンにむくんで熱を持っている感じがするので、コンビニでトイレを借りて、手を洗う。

 バックパックの肩ベルトの位置をずらす。4年以上使っているバックパックなのだが、夏の軽量化で体脂肪率が落ちたせいか、走っていると鎖骨に擦れて痛いんだよね。特に、右肩鎖骨(>_<)

 緩やかな上り坂、7月の試走ではナマ足なので走ることができたが、ここまでくると早歩きがやっと。前方に点滅灯が二つ見えるが、距離は縮まらない。
 たまに出てくる下りでは、走るまねごとをする。ようやく芦ヶ久保の道の駅が見えてくる。確かCP5から7kmほど来ているはず。

 この区間って10kmくらいだったよな あと3kmならスルーしちゃおうかなと自問自答 結局、白牛乳の魅力には勝てず、ふらふらとコースアウトして道の駅に向かう。
 今年は、自販機は故障していなくて、無事に大好きな白牛乳にありつけた。
 白牛乳を飲みながら、タイム通過表を確認すると、この区間は14km強だった。
 やっぱり、寄って良かったと一安心。 ここでも、トイレで太ももに消炎剤塗布。

 国道に戻って、前進開始 真っ暗な中、空を見上げるが星は見えない。先が見えないあたしの、これからの人生のよう・・・

 ようやく、正丸トンネル入り口が見えてくる。国道を渡って、早歩きで峠入り口を目指す。何人かのランナーを追い越す。
 イエローの女性とホワイトの男性のペアを追い越す時に、やたら元気な兄ちゃんから、まだ先だっけ?と聞かれる。 どの辺にいるかもわからないので答えようがないが、安易にもうすぐと言うわけにもいかないし、まして、「先だっけ?」なら「たぶん、まだまだ・・」でいいよなと思い、そんな感じで答えておく。
 実際、まだまだだったし(笑)

 途中に、2,3階建ての鉄筋コンクリートの建物、別荘地、キャンプ場なんかあるんだけど、そこからどれくらいなのかはあまりおぼえてない。
 「まだまだ・・・」と答えておいてから、たしか、元気プラザの前は、キャンプ場が最後のランドマークだったよな、
 キャンプ場はまだ通っていないから、「まだまだ・・・」で正解だよな と独り言。

 この区間は両脇は林になっていて、見上げても空が狭いのだが、元気プラザの前には広い駐車場があるので、左側の空が開けてくるとCP6は近かったことなんかも思い出す。
 真っ暗ななか、キャンプ場が左側に見えた。あと1kmくらい? 元気プラザの前を通ると、元気な声が聞こえてくる。

 CP6 22:17到着。 お出迎えは、どくろのウェアのツバッキーさんと元気なバニーJK

 ss-CIMG1392.jpg  ss-CIMG1391.jpg

 おかゆをいただく。塩昆布が入ったおかゆは本当においしくて、思わず、バニーJKに頼んでおかわり。 
 JKからは、「いいねっ! おかわりできるなら完走できるよ」と励ましのお言葉。 どうやら、ラン塾の江田先生だった模様 ありがとうございました。

 おかゆを食べて、少し横になり太ももを胸に引きつけてストレッチをする。
 目をつぶるといい気持ちだが、いつまでも、横になってはいられない。やや気温が下がった感じがするがウィンドブレーカーを羽織るほどではないので、ガーゼマフラーを首に巻く。気合いを入れ直して、摂取計画に従いパワージェル投入し、エイドで冷たいお茶をもらっていると、見覚えのあるSYDのブルーのTシャツを着たお二人。

 去年の大会で、正丸峠のてっぺんと武蔵横手駅で私設エイドを出してくれていたお二人だった。
 あらためて去年のお礼を言って、ピットアウト。

 いつもは、誰かと一緒に登る正丸峠だが、霊感強くないし(笑)、どうせばらばらになるしなと思って、一人で峠に向かう。いつものことだが、意外と登りはあっという間に終わる。
 下りはもちろん飛ばしすぎない程度に走る。峠族が多いので、神経を使う。前の人に追いつくが引き離すほどペースを上げられないし、また、この下りが長いのだ。

 ようやく、国道が見えて来たあたりでSYDのお二人に追いつかれる。元気さがうらやましい。

 CP7は西吾野駅の先。何キロくらいだったかなぁと思いながら、まずは早足。
 徐々に太ももがなじんで来て、そこそこ走れるようになってくるが、コーナーを曲がっても曲がっても、エイドが見えてこない。ようやく、エイドの明かりが見える。

 CP7 00:03 到着 予定は00:17 
 ここは元気な女将さんがお出迎え。イスをすすめられ、タイムチェックをする。
 月見うどんをいただく。あとはフルーツヨーグルト。
 ボトルに水を入れようと思い、立ち上がろうとすると、女将さんが「座っていていいよ」とボトルを受け取り、水を入れてくれる。
 さすが、リアルでも女将さん 気配りというか、ランナーの様子をよく見ていると感心する。 
 
 お世話になったスタッフの皆さんの画像を撮影し、お礼を言ってピットアウト。
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 少し行くと、酒屋さん。ウルトラ後半のマストな飲み物、ミルクティーが無いか自販機チェック・・・
 ミルクティーが無いのでミルクコーヒーのペットボトルをお買い上げ。
 ベンチで、シューズを一度脱いで、小さなゴミをはらっていると、あとからピットアウトしたSYDのお二人や、イエローナンバーのベテランの方が追い越していく。
 
 ここからCP8までは10km以上 この区間も単調で、精神的にきつい。
 東吾野のコンビニで一息入れることを目標に、キロ9分くらいで走ろうとするが、太ももがいうことを聞いてくれなくなり始める。 また、胃がそろそろやばくなってきて、走りを入れると吐き気がしてくる。

 何とか粘って走っていると、酒屋の前で追い越されたイエローナンバーのベテランの方に追いつく。 追い越したあと しばらく走ることはできたが、途中で足が終わり、歩き混じり・・・ 少しすると歩きになってしまう。
 自分では、早足のつもりだが、しばらく行くと、先ほど追い越したイエローナンバーの方に歩きで追い越されてしまい、競り合っているわけではないが、軽く凹む。

 あまり引き離されないよう必死で歩くが、距離は縮まらない。そうこうするうちに東吾野のコンビニの手前にご夫婦お二人の私設エイド。 牛乳をいただく。ご主人は、「S田」の名札を付けておられました。おそらく、選手として参加されていた方かと。 リタイアしたあとに私設エイドを出されたのではないかと勝手に想像しています。いずれにせよ、ありがとうございました。

 東吾野のコンビニにつくあたりから、雨がぽつぽつと落ち始める。例によって白牛乳・・・ 後続の2,3人のランナーと言葉を交わし、屈伸をして出発。
 
 武蔵横手駅でSYDのTシャツを来た方たちが、傘を差しながら私設エイド。 ありがとうございました。
 武蔵横手駅を過ぎると、やや下りになるので、何とかまた、足が動き始める。雨がだんだん強くなる。

 CP8 02:34到着 ほぼ予定通り。 テントの手前のイスに座る。ここはいくら丼なのだが、食欲が無い。何を食べるか聞かれて「とろろ丼のご飯抜き」とお馬鹿なことをいう。「それって、とろろだけじゃないの?」
 まぁ、そうなんですけど・・・ 4回目にして、このエイドでいくら丼を食べられなかったのは初めて。
 とろろを流し込んでいると、「葛湯はどう?」と声が掛かる。ありがたくいただく。
 これが、正解(^^) 胃が暖まって吐き気が治まってくる。
 ピット滞在10分くらい  さぁ、残り18.4kmを3時間15分 
 雨は本降りになっている。ここまで来るうちに、全身ぬれているし、ULジャケットで防げる降り方ではない。この雨 オーバーヒートした太ももを冷やしてくれるので、ラッキーと言い聞かせて、デジカメだけをビニール袋で来るんでバックパックに入れて、ピットアウト。

 2年前、ぎりぎりゴールした時に残り10kmの圏央道高架に04:00までにたどり着くことを目標に走ったことを思い出しながら走る。
 雨で太ももが冷やされたせいか、また、足が復活した感じ。 幸い、今年は足の裏にまめはできていない。かかとの脇と左足の親指が痛いけど・・・

 歩いているランナーを少しずつ追い越す(たまに追い越される)
 しばらく行くと、歩きで追い越されたイエローナンバーのベテランの方が見えてきた。
 何となく、追い越したあとに歩きで抜き返されたことが引っかかっていたのか、思わず反対側に渡り、こっそり(?)追い越す。

 幻覚というほどではないが、遠くの建物や歩道橋が圏央道高架じゃないかなぁという感じで見えることがあった。
 そのたびに、2年前もそうだったなぁ、そもそも、圏央道高架の前に渡る跨道橋をまだ渡ってないでしょと、自己突っ込み。
 圏央道高架が見え始める頃には、雨も小降りになってきた。
 圏央道高架到着03:45 残り10kmを2時間15分。かなり余裕ができ、ホッとする。
 
 高架の先にある自販機でコーラを買って、歩きながら飲む。試走の時を思い出す。 少し行くと私設エイド 梨を2ピースいただく。
 おいしかった。梨をいただきながら、何となく、「あと10kmですよね」と話をすると、地図を出しながら「いま確かめます、立ち寄ってくれた人、みんなに聞かれるんです」とのこと。「あ、10kmで間違いないです。ちなみにこの先に関越道の高架があるので、そこまで行くとあと6kmです。聞かれたら、そう答えればいいと思いますよ」とお節介・・・
 
 走りと歩きを交えながら、関越高架を通過  入間川が近くなって来たあたりで、SYDのお二人を含むグループに追いつく。少し話をして、先行する。 初雁橋は歩道が左側にしかないので、左に渡る。

 入間川を渡ったら、今成のT字路でもう一度、右に渡り直す。
 少し行くと牛乳屋さん。 ここには、牛乳の自販機があるのですよ。
 ここまで来てまだ飲むのか、白牛乳? という感じもするが、牛乳好きなので仕方がない。

 去年は、タイムアウトしていて、失意(おおげさ)の牛乳だったよなぁ なんて思っていると、イエローお二人、ホワイトお一人のグループがあいさつしながら、通過していく。
 あいさつを返して、飲み終えた牛乳パックをどうしようかと思っていると、牛乳配達から返って来たおばあちゃんが、「そこにおいていいですよ ところでどこから来たの?」と声をかけてくれる。
 お礼を言いながら、甲府から来たこと、去年も牛乳を飲んでおいしかったことなど伝えると、ことのほか喜んでもらえた。自分もうれしかったな。

 少し行くと、跨線橋の手前で牛乳屋さんの前であいさつをしてくれたグループの方たちが地図を広げて、相談している。 
「この跨線橋は、右側の歩道を渡ります、二つ目の跨線橋は右の路地を入ります。路地に入るところまで一緒に行きましょうか」と偉そうに説明。

 このコースとタイム設定は、萩往還やさくら道よりきつい ハセツネよりもきつい などといいながら、みんなで前進。
 国道に戻ったところで、ホワイトの方が最後は走ってゴールしたいというので、道案内するような感じで、二人で走り出す。
 あぁ、最後、走る足が残っていて良かったな とか これだけ走れるなら、もっと頑張れたかな と思う。
 点滅灯に誘導され、ゴールの湯悠ランド裏手の駐車場まで。駐車場の前では、スタッフが手を振ってくれている。
 05:14 ゴール到着 
  ss-746_large.jpg (C)いけのすけプロ

 ゴールラインを超え、T山代表が握手してくれた時はうれしかった。約束通り ゴールで会えました。
 先着していたモトチカさんも笑顔で迎えてくれる。ありがとうございました。

 ゴールタイムを確認して、モトチカさんの隣に腰を下ろし、バックパックを外す。力が抜け、ホッとする、顔がほころぶ・・・  
 ss-CIMG1394.jpg

 4回目の雁坂峠越え秩父往還143km走 走る前は雁坂自己記録更新できるかも? と思っていた。
 確かに、雁坂前の練習距離は過去最高だったが、月間距離を踏んだだけではダメな大会だと思い知らされた。  もう一度、練習をし直して、来年も謙虚な気持ちで雁坂峠に挑戦し、雁坂自己記録更新を目指したい。

 スポーツエイドジャパンのスタッフの皆様、私設エイドを出してくださった皆様、応援いただいたブログつながりの皆様、そして、道中お付き合いいただいたモトチカさんはじめ多くのランナーの皆様 本当にありがとうございました。
 おかげさまで、今年も無事にゴールにたどり着くことができました。心から感謝いたします。 

Comment

Name - まさお  

Title - 

4回目の雁坂完踏おめでとうございました!
毎年この完走記を読ませていただいてますが、毎回感動しますね!(^^)
ランナーの素晴らしさもそうですが、エイドの素晴らしさも格段です。
(ヨーコさん、お疲れさまでした)
フルより長い距離を走ったことの無い私には想像を絶する世界ですし、ある意味とっても羨ましいです!(^^)
自分もそろそろサロマ?と思い始めてますが、いつ踏ん切れることやら。(^▽^;)
2012.09.30 Sun 11:54
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Name - ちょこっと自由なランナー  

Title - 

まさおさん
ありがとうございます。 エイドのスタッフも、30時間近く眠らずにサポートしてくれています。
本当に感謝です。 ウルトラは、また、フルとは違う楽しさがありますよ。
是非、トライしてみてください。
2012.10.01 Mon 08:21
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Name - para  

Title - 

お疲れ様でした。
全く、本当に、毎年、こんな事をしてる人達が沢山で困ってしまいます(笑
ちょこっとさんの完走レポ、大好きです。
本当に自分も一緒に走ってるような、その人と交わったような気になるのです。
ゴールごのサラッとした感じもまたらしいと言うか。

白牛乳は元気の元!ですよね。
歩子も食べない夏を牛乳で乗り切ってました(笑
2012.10.01 Mon 13:34
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Name - かおる  

Title - 

改めてお疲れ様でした & おめでとうございましたv-308
いっぱい感じたことがあったけど、最後に残ったのは、ちょこランさんって本当に牛乳大好きなんだな~~(笑)牛乳に限らず、あそこまで行けば飲める食べられると思って頑張ってたどり着いて「ない!!」の時の落胆・・とてもわかります。
きついレースは余計そうですよね。

ゴール後のおすわりしているちょこランさん、満足したいい笑顔、けど、すごくやつれてる~~~。レースの厳しさを物語る笑顔ですね。でも、また来年行っちゃうんでしょうね(^^ゞ


2012.10.01 Mon 13:36
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Name - ちょこっと自由なランナー  

Title - 

Paraさん
 長々とした完踏記にお付き合いいただき、ありがとうございます。
 ほんと、変な人、増殖中ですよ(笑) 
 走り旅してる時だけは素直になれるような気がします。 ビバ白牛乳です(^^)

かおるさん
 走り旅中の牛乳、大好きです(^^)  走り旅は、残りの距離を考えると嫌になるので、まずは次のCPまで・・・ まずはアイスを売っているお店まで・・・ しっかり走ろうと思うようにしています。なので、ほんと、「故障」とか「売り切れ」は凹みます。
 来年も走ります、たぶん(笑)
2012.10.03 Wed 01:15
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Name - NEKO  

Title - お疲れさまでした

一気に拝読しました。
未知の世界へ自分も走り旅したような気分です。
語り尽くせないドラマがあるのでしょうね。
ちょこっと共通した点は、ロングでバイク、ラン時で辛くなるとひとり言、終わったらお風呂入ってビール!など、楽しいことを想像(妄想)すると脱力でき笑いがこぼれます。ウルウルすることもしばしばです。

箱根ランの60kmなんて楽々?いえまた別物なのでしょうね。
私はどこまで行けるかな?
温泉&打ち上げが楽しみです。。
2012.10.03 Wed 06:43
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Name - ちょこっと自由なランナー  

Title - 

NEKOさん
長々とした駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
きつい時には、何か楽しいことや美味しいものを食べることを考えると励み?になりますね。

箱根ラン 私も温泉&打ち上げを楽しみに走りたいと思います。 よろしくお願いします。
2012.10.03 Wed 08:37
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Name - 市川@ヨーコ  

Title - 

読み終わったあと牛乳が飲みたくなりました。
以前映画、レオンを観た時も牛乳を飲みたくなりました。

今回は最後までボラにかかわったのでコース全体がわかり、読みながら併走している気分になりました。

来週はいよいよ夫がハセツネ初参戦です。来年は雁坂を勧めてみますね。ハセツネよりきついんですよね。私は応援だけですけど(笑)
2012.10.04 Thu 18:56
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Name - ちょこっと自由なランナー  

Title - 

 市川@ヨーコさん

 ボランティアに加えて、完踏記にもお付き合いいただき、ありがとうございます。
 ランナーが、大広間で休んでいる中、荷物の受け渡しをされているヨーコさんはじめスタッフの方々の姿には、頭が下がりました。
 ハセツネは山あり谷ありなので、かなりきついと思いますが(雁坂がハセツネよりきつい は 並走した方の受け売りです)ヨーコさんのご主人なら、きっとよいレースをされることでしょう。 応援も楽しんでくださいね(^^) 
2012.10.05 Fri 22:58
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