目指してるのか?サブスリー 酒とジョグとカメラの日々

57歳サラリーマンのマラソン練習と飲酒とカメラの記録

第13回雁坂峠越え秩父往還143km走  2/3 

 雁坂小屋からの下降は4度目となるが、やはり緊張する。
 慎重に進むが疲れからなのか、ロキソニンの影響なのか、気がつくと上半身が右に傾いている。
 身体全体が右に傾いているのであれば巻き道に足が垂直に接地するのでいいのかもしれないが、上半身だけでは不安定この上ない。 
 心配していたとおり、あっ!と思ったときには、右足が滑っていた。思わず前に身体を倒し、手を地面につく。思い切り前傾した反復横跳びみたいな格好で何とか止まる。ハァハァいうばかりで、なかなか身体を起こせない。
伸びきった右足をそろりそろりと縮め、四つん這いに・・・
 そこから左手を斜面に伸ばし、ようやく上半身を起こす。なんだかよくわからないがひとまず笑ってみる。
 以降は、足場だけでなく、上半身の傾きにも意識を集中するよう心がける。
 ガレ場を抜け、避難小屋が見えると一安心だが、最後の方にまたガレ場があるので気が抜けない。また、今回はジョギングシューズのため、つま先に荷重がかかり、以前から痛め気味の親指の爪がずきずき痛み出す。
 枯れ枝につま先があたるとびっくりするくらい痛い。 国道に出てロードを走っても痛むようなら、今更ながらテーピングかな、靴下脱ぐとどんなになってるんだろう・・と思いながら、道を譲りながらゆっくり下る。 
 途中で、イエローナンバー150番台の方と一緒になり、話をしながら下らせてもらう。話をしているとあっという間 14:40 国道出合いに到着
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 幸い、ロードを走る分には親指に痛みは発生せず、怖いもの見たさに靴下を脱ぐ必要もなかった。下りなのでなんとか走って CP3に14:47(予定14:50) 到着。

 CP3では、先着していたモトチカさんがちょうどピットアウトするところで、いすを譲っていただく。
 女将さんにカレーをサーブしてもらい、今年もスープと一緒にいただく。

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今回は普通盛り。 本当に美味いカレーである。
 T山代表にお礼を言ってから出発したかったが、場所を提供してくださった山荘の方にごあいさつにいっており不在だったので、スタッフの方にお礼を伝えてもらい 出発する。
 少し、食べ過ぎた感じ? 栃本関所までの登りは迷わず歩く。 というか、走れない・・
 歩くとアキレス腱が痛むし、だからといって登りを走れるだけの余力はない。痛みをこらえながら前傾しながら早足で進む。
 1kmほど登るとようやく下りが始まるが、思うようなスピードが出ない。2週間前の峠越えマラニックの時とまったく違う。とにかく、秩父湖の売店でアイスを食べることだけを考えて前に進む。
 道路脇のkm表示が4km台になると秩父湖売店も、もうすぐ。
 トンネル脇の遊歩道を少し上り、広い駐車場に到着。すでに先行ランナーがアイスを食べている。 店先の冷凍庫を覗くと、好物のガリガリ君 クーリッシュが見あたらない。仕方ないので、グレープフルーツ味のぶっかき氷を購入。自販機でコーラも買い、ベンチに腰掛けて大休止。集中力が切れかかる。
 いつまでも座っていられないので、近くの水道で顔を洗って、気合いを入れ直し出発するが、同じタイミングで走り出したランナーについて行けない。このつらさは何なんだろう・・と思いながら、CP4を目指す。 
 道の駅大滝温泉を過ぎたあたりからやっと走れるようになるが、到着予定時間17:00には間に合いそうにない。それでも、必死に走っていると前方からくる女性ランナー発見 よく見るとなんとスタッフの市川@ヨーコさん。
ご都合があり17:15のバスで三峰口駅まで行くので、時間の関係もあり500M先のCP4から逆走してきたとのこと。  自分の走力不足から迷惑をかけてしまい申し訳ない思い。 
 CP4 17:11(予定17:00)到着  ヨーコさんからは、絶対完走するように、そして来年は一緒に走りましょうと激励をいただく。また、雁坂峠の下りで少しお話をさせていただいたイエローナンバーの方から自分はここでリタイヤするが、最後まで頑張って下さいと激励される。バスを見送ったのち、冷やしうどんとお茶などをいただき、トイレを済ませ 出発 
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CP5を目指す。 この区間も長いので三峰駅先の商店でアイスと牛乳を補給することを楽しみにして走り出す。
 途中で日が暮れる。暮れゆく山の景色を眺め、走り旅を楽しまなきゃと言い聞かせる。
 去年は思ったよりも早く着いた商店だが、走れていない今年は遠い。とっぷりと日が暮れた頃にようやく到着。ガリガリ君はまたしてもない。スイカバーと白牛乳を購入。お店の方に「よく頑張るねー 気をつけていくんだよ 最後まで頑張ってね」といわれる。
 ここでヘッドランプを装着し、ハンドライトを取り出す。明るくていい感じ。イエローナンバーのお二人に抜かれるが、追いかけられない。早足で進むのがやっと。
 景色も見えず、単調なひとり旅が続く。武州日野を過ぎたあたりで少し走れるようになってくる。武州中川駅を通過するとコンビニがあるが、走れているのでスルー。走りながら、これまでのチェックポイントでの通過予定時間と実通過時間の差を考え始める。フィニッシュ予定時間は05:25 制限時間の35分前 単純に考えると通過予定時間に+30分なら5分前に着くことになる。もちろん、何事もなく、かつ、これまでのペースで走り続けることが前提となる。「CP4は10分強の遅れだったので、まだ大丈夫 ずっと早歩きでもいけるんじゃないのか? ところで今、何時だろう CP5の到着予定時間は何時だったろう・・ 確か20:00?」と頭の中でいろんなことがぐるぐる回り始める。
 これはまずい、先ずは現状把握だと思い、市街地手前のセブンイレブンの駐車場で予定通過表を確認する。20:00と思っていた予定時刻が19:50 え、10分余裕無いのか と思い一瞬凹むが、まぁ10分遅れなら誤差範囲と思い直し、それでも少し頑張って早歩きのペースを上げる。 
 影森駅を通過したあたりで、交差点に立ち手を振って応援してくださる女性がいる。ハイタッチで声援に応える。
 ようやくCP5 85km地点の熊木商店に到着 到着タイムをコール 20:07(予定時間19:50) 予定より17分遅れ・・・
シートが敷いてあり、身体を横にしている方もいる。気持ちいいだろうなぁと思い、自分も横になろうかと考えたが、ずるずる起き上がれないような気がして、ベンチに座るだけで我慢。 雑炊をいただき、自販機でグレープジュースを飲んで滞在8分くらいで出発。 
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次は正丸峠入口のCP6 14.3km先だが、関門時間は03:30なので途中で寝てしまわない限りレース打ち切りを宣言されることはない。
 一方、その時間の余裕が徐々に弱気の虫を起こす。 最後まで歩いても準完走はいけるだろ? 永久ナンバーもらったんだからいいじゃないか・・・ リタイヤさえしなければ立派じゃないの? と 真っ暗な中、とぼとぼと坂道を歩きだす。 まぁ、まずは「あしがくぼ」の道の駅で白牛乳だ! 続く・・・ 

Comment

Name - 市川@ヨーコ  

Title - 

カレーは私も食べました。おいしかったね。

みんなの応援していると少しでも自分を痛めたくなります。あそこの箇所を行ったりきたりしていました。

来年ご一緒になんてv-12、きっとボランティアになるでしょう。雁坂峠を試走してから考えます。

リタイアした人とバスに乗り途中の駅まで一緒でした。前回より一時間遅れだったそうです。ここタフなコースでハセツネよりきついですといってました。

とにかく充実したエイドの食事ですね






2010.09.23 Thu 11:40
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Name - ちょこっと自由なランナー  

Title - 

>>市川@ヨーコさん
え? 来年は一緒に走るって おっしゃってましたよね(笑) 雁坂峠部分は、先人を思って峠越えをするもよし、純粋に登山するもよしといったところだと思います。
エイドは今年もひとまず、完食しました。(^^) 
2010.09.23 Thu 21:53
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Name - NEKO  

Title - お疲れさまでした。

一気に読ませていただき何と言っていいのやら・・
息がつまり胸がつまります。

>なんだかよくわからないがひとまず笑ってみる。
僭越ながらワタシも今回のチェジュ、佐渡の辛いランで同じくでした。
不思議です!それだけで何か?違うのは・・・
続編でどんな展開が?待ってます。。
2010.09.25 Sat 09:30
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Name - ちょこっと自由なランナー  

Title - 

>>NEKOさん
 よくわからないけど、少しでも笑えれば、あとはなんとかなると思いました。
 やっぱり、自分でエントリーした以上、楽しまないと(^^)
2010.09.26 Sun 20:49
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