目指してるのか?サブスリー 酒とジョグとカメラの日々

57歳サラリーマンのマラソン練習と飲酒とカメラの記録

第12回雁坂峠秩父往還143km走 感想記 

 第12回雁坂峠越え秩父往還143km走 感想記

 甲州夢街道の時もそうだったが、100km超のウルトラマラソンはペース配分など未知の部分が多く、他の方の完走記録などが大変役に立ったことと、次回のために装備などを備忘録として記載しておこうと思う。 興味のある方はどうぞ、お付き合いください。

ウェアリングや装備

○ウェア
・カッパ 半袖ハーフジップ
・ワコール ロングタイツ
・高機能ソックス互い違い版
・アームウォーマー

スペア
・ワコール ランニングトップ(携行するも着用せず)
・モンベルウルトラライトジャケット
・高機能ソックス正規版(CP4で履き替える)

○シューズ 
・アディゼロcs5(バーゲン新品) 

○リュック等機材
・ランナーズ マラニックパック3
・プラティパス1リットル+ハイドレーションキット
・ペツルの小さなLEDライト
・駅伝部女子部員から借りたLEDライト
・赤色点滅灯
・フェイスタオル

○補給食
・経口補水液(OS-1) (4/5ほど消費 CP5で廃棄) 
・パワージェル梅味3袋(手つかず)
・ソイジョイ2本(1本消費)
・アミノバイタルプロ6本(3本消費)
・塩飴(10個)(5個消費)
・ブドウ糖タブ(10個)(手つかず)

○ファーストエイドキット等
・ガスター10(6錠)(4錠服用)
・太田胃散(服用せず)
・ロルカム(痛み止め)(服用せず)
・REMOテープXL
・足底用カット済テープ

各CP関門と到着時間
                            関門時間  到着時間
スタート  甲府駅北口               06:00    
CP1    広瀬湖畔 (33.3km)         11:30    09:51
CP2    雁坂小屋 (42.0km)         14:50    12:22
CP3    扇屋山荘 (52.0km)         18:00    14:33 
CP4    大達原バス停前 (67.5km)     20:00    16:38
CP5    熊木商店 (85.0km)         24:00    19:19
CP6    名栗げんきプラザ先 (99.3km)   03:30    21:52
CP7    ロックガーデンカフェ (110.2km)  05:00    23:29
CP8    久保交差点前 (124.6km)     06:00    01:43
ゴール  川越市 湯遊ランド (143.0km)   06:00    04:27


9/19
 新宿駅東口の金券ショップで、あずさ回数券のばら売りを購入 2,750円
座席指定を受け、ホームでエビス350CCを速攻で飲む。 レトロなあずさ号発見。中央本線開通120周年記念イベントとのこと。
          レトロなあずさ

新宿発13:30 かいじ号に乗り込み、車中でおにぎり2個をチューハイ350ccで流し込む。 そのまま甲府まで爆睡
 15:08 甲府駅到着 南口のホテル内藤にチェックイン。甲府城あとや町並みを眺めて談露館までのんびり歩く。 格式の高いホテルでびっくり。 受付をすませ、開会式が始まるまでおとなしく待つ。 参加者が多いことを考慮し、広いホールを確保していただいた模様。
                                  説明会場

 開会式で主催者である館山さんの雁坂峠にかける熱い思いを聞く。 
 注意事項やコース説明が始まり、中盤にさしかかった頃、後ろの方から私語や笑い声が聞こえ始める。 どうやら途中から入場されたグループの模様。
 回りから「シーっ」といわれると、ひとまず静かになるが、また私語が始まる。これが何度も繰り返される。

 17:55 前夜祭会場へ移動。 美味しそうなお料理がセンターテーブルに並ぶ。 
前夜祭会場


「開会のあいさつがあるまで、少しお待ち下さい&レース前日なので、主催者側で用意するのはソフトドリンクのみ、どうしてもアルコール類を飲みたい方は、自分で購入して下さい」とのアナウンス。 
 入り口近くの丸テーブルに騒がしい集団登場。日本酒一升瓶を抱えて、知り合いと思しき人間を見つけるとやたら大声を出す。 開会のあいさつの前に、自分たちでコップに日本酒をついで、「川の道 完走おめでとう! カンパーイ」と大騒ぎ・・ 川の道フットレースを完走するくらいのランナーの常識の無さにかなりガッカリ・・ 

 気を取り直して、今回の雁坂攻略にブログを参考にさせていただいたモトチカさんにごあいさつしたり、9/6の雁坂峠マラニックの際に情報交換させていただいた方などとお話しをして、19:00頃に会場を後にする。
 ホテルそばのほうとうのお店「小作」でカーボローディングと意気込んだが、行列&着席してから40分かかるといわれ、断念。 駅ビルの「藩」で生ビール、釜飯&ミニほうとうで我慢する。
悲しみのミニほうとう


 ホテルに戻り、ペース表にプリントアウトして持参したモトチカさんのブログから、コンビニや道の駅、トイレが利用できる駅の名前などを転記し、22:00就寝
Image263.jpg


9/20 04:00起床 
 コンビニ調達のおにぎり×2 インスタント豚汁 野菜ジュースで朝食
 ニューハレテープで足首と膝にテーピング。REMOシステムで左太ももと腰にテーピング。 着替えをして、荷物をまとめる。最後まで迷った半袖上着の着替えは持たないことにする。
プラティパスに500ccのみ、水を入れ、05:00チェックアウト。

05:20 甲府駅北口で、最終コールを受け、荷物を預ける。 ゆっくりストレッチをしてからスタート地点へ移動、記念撮影。
スタート前


06:00 スタート  ウルトラのスタートは殺気立ってなくていいなと思いながらゆるゆると走り出す。
塩飴なめながら、走っていると、クリールに「板吉走遊記」を連載されている板吉さんに遭遇、少しお話をさせていただくが、さすがに速い!振り返ると富士山がきれいに見え、思わず声を出してしまう。  晴天だが、空気が乾燥しているためか走りやすいが、いかんせん板吉さんについていくには実力不足・・ 「ゆっくりいきま~す」とごあいさつさせていただき、単独走に切り替える。トンネルいくつか越えて、道の駅まきおかにつく。 トイレで顔を洗い、手を水で冷やす。 向かいのコンビニでクーリッシュ購入。そのあとに続く上りは無理せず歩く・・  というかほとんど上りである。夕べ、熟睡できなかったせいもあり、ちょこっと眠気に襲われる。この先、大丈夫か?と思うが、酒飲んで夜更かししたわけではないので、大丈夫と自分に言い聞かせる。 ダム湖があらわれ、その先に山並がきれいに見えてくる。きれいな景色に眠気も消える。
 広瀬湖

 CP1の500m手前でスタッフの方が「トイレはここ あとはありません」というプラカードを持って誘導してくれている。 トイレを済ませ、顔を洗う。
 09:51 CP1の広瀬湖に到着  スタッフの方がナンバーと到着時間をコールする。 チェックポイント到着時刻記録表に時間を記入し、そうめんとおにぎり、コーラをいただく。テーブルにはきゅうりの漬物があり、思わず手を出しそうになるが、モトチカさんのブログにあった「きゅうりにはかなり苦しめられる。アイスはオーケー」を唐突に思い出し、止めておく。アミノバイタルを投入し、ハイドレに500ccになるよう水を補給させていただく。プラコップにバナナとグレープフルーツを入れて、いよいよ雁坂峠を目指す。 滞在 10分くらい。
 林道をひたすら早歩き。 青空が目にしみる。残りの距離は考えずに、景色を眺めながら「走り旅」を楽しむつもりで登る。 途中の沢で、顔を洗い、プラカップで沢水を飲む。冷たくてうまい。 そう、ランナーズのマラニックパックのハイドレーション収納スペースは背中と接するのでぬるいのだ・・
4本目の最後の沢で小休止し、ソイジョイでエネルギー補給。
最後の沢
ここからあと30分と思いながらも、高度が増すにつれ心拍が上るのがわかる。

12:08 峠到着 
       雁坂峠                     雁坂峠からの富士山
 峠のベンチに座り、ストレッチをしながら富士山を眺める。 今思えば、一番楽しめた区間。
5分ほど休み、直下のCP2の雁坂小屋に向かう。

12:22 CP2 雁坂小屋到着
 カップめんのミニとおにぎり二つを女装のカメリアさんの前でいただく。残念ながら、撮影する余裕なし。 9/6のマラニックで歩荷した(大げさ)コーラで、ガスター10投入。ハイドレとOS-1ペットボトルに、おいしい沢水を次のCPまで持つ程度に控え目に補給し、12:37 CP2を出発
 下りの巻き道は走らずにひたすら早足で歩く。後方には気を配り、足音が聞こえたら脇により道を譲る。ルートは前回のマラニックで頭に入っているので地図は見ない。 巻き道と言いながらきつい下りもあり、太もも 膝にだんだん響いてくる。 たびたび登場するガレ場では、崖の方を見ないようにしつつ、いったい、幾多の先人がこの道を越えてきたのだろうと思いをはせる。
 下るにつれ膝から異音が聞こえような気がして、嫌な感じ。 何人に追い越されようが先は長いので転倒だけはしないように気をつけて下る。 人の手が入った杉林が見えてくると国道はもうすぐ。
車の音が聞こえてくるとホッとする。   

14:26 埼玉県側からの登山道入り口に到着  雁坂峠を無事 クリア
雁坂峠出口
ここからは下りの舗装道。 異音がした膝の声を聞くようにひとまずは早足で下る。傾斜が登山道程ではないためか、走っても大丈夫。 歩きから走りに切り替える。

14:33 CP3 扇屋山荘到着 すすめられるまま、テーブル前の椅子に座る。 まずは「スープから、どうぞ」との声。見上げると、開会式会場でもお見かけしたランナーブログ界では有名な走る「女将さん」  はつらつとしていて、素敵な方でした。 CP3のメニューはT山代表特製のベジタブルカレー。 大もり 普通もり トッピングは ブロッコリー 福神漬 のチョイスができるとのこと。素晴らしい。 普通もり&福神漬のカレーをいただく。
川又のカレー 
 雁坂峠をクリアした安心感、スタッフの方々の温かさ、そして、なによりもT山代表手作りのカレーのおいしさから、いただいているうちにジーンとなる。 油断して目頭を熱くしていると 隣の方がベーコンをわしづかみにして、ぐいぐい摂取する。 「うーむ、ここで ベーコンか?」と思いながらも、ウルトラランナーたるもの、かくありたいと感服。
 ベーコンは食べられないが、おいしいカレーを残さずいただき、食器を「女将さん」に返しながら、「涙出るくらいうまかった・・」と素直にお伝えすると「この先のCPにはいろんな食べ物があるので、ゆっくりでもいいから最後まで楽しんでくださいね」と励ましていただく。 
 そう、まだ旅の途中 こんなところでジーンとしている場合ではない。 
 出発の際、大鍋を洗っているT山代表にカレーの美味しさを素直にお礼をしたら、握手と時間内完走頑張れと激励までしていただく。
 CP3を出発して、すぐのトイレで手を冷やす。次のCPまでは約15km  約7km先の秩父湖の商店でアイスを食べるのを楽しみにしながら、最初の上りはひたすら早歩きする。下りに入ってからは、若いランナーさんと並走、ちょっとペースが上がりすぎ。 予定通り、秩父湖の商店でクーリッシュを購入。トイレで洗顔し、手を冷やす。 ここから、西武秩父までは未知の区間。 引き算ではなく、まずは次のCPまでをしっかり進もうと思い走り出す。全体に下り基調で落合地区に差し掛かったところ、50mほど先の民家の玄関前に二人の女性。 道路の向かいに駐車スペースがあり、車と人がいたのでお見送りかなと思っていたら、「がんばって!」との声援。 
 12年間 続いているこの大会の素晴らしさを実感しながら、キロ8分ペースで淡々と走るが、「そろそろ、次のエイドだよなぁ」と思うあたりが自分の弱いところ。 CP4が見えてこない。CP3から約7kmの秩父湖のアイス商店はあっという間だったのになぁと思いながら、早足とランを繰り返す。途中で道の駅を発見、あ、ここか?と思うが ハズレ。 自販機でイチゴ牛乳飲んで先を目指す。

16:38 CP4の大達原バス停前に ようやく到着。広い駐車場がある。 そうめんを立ったままいただく。食べた後は、地べたで腰回り周辺をストレッチ。 トイレで消炎剤を塗ろうと思いリュックの中を捜すが、無い! どこにしまったか忘れたか?と思いつつ リュックの中身をあわてず出すが、無いものは無い。諦めて、トイレで顔を洗い、手を冷やしてガスター10を投入し走り出す。

 次のCP5までは約17.5kmなので途中にアイス補給は必須。
 モトチカさんブログでチェックさせていただいた三峰口先の商店を楽しみにしながら、前進する。 思っていたより、早めに到着。 クーリッシュ、ガリガリ君ソーダ味、牛乳を購入。イエローナンバーの方と少しお話をさせていただいたのち、牛乳を歩きながら飲み、次は、ガリガリ君、クーリッシュの順に食べる。  リュックにつけた赤色点滅灯のスイッチ オン  割と単調であまり記憶がない・・ 武州日野駅でトイレ休憩。 そのあと2軒ほど コンビニがあったが走れていたのでスルー。秩父市街に入り、大型薬局発見 消炎剤を1029円で購入。その場で、タイツを下すわけにもいかず、 買っただけで満足して、コースに戻る。 信号待ちの間にイエローナンバーの方と一緒になり、CP5を目指す。

19:19 CP5の熊木商店に到着。ここは国道沿いのエイドで提灯が目印になる。雑炊とおにぎりをいただく。ガスター10が効いているのか、胃の調子は問題ない。固形物を摂れているので安心感がある。残り少なくなっていたOS1を廃棄し、自販機でミネラルウォーターを購入。ハイドレに500cc程、水を補給してもらう。消炎剤を塗りたかったが、タイツを下せるような場所がないので断念。10分ほど、滞在して出発。
 交差点を右折し、299号線に入る。先行ランナーが、急に脇道にそれたかと思うと、おう吐。走っているときの吐き気のつらさは体験済みなので、「胃薬ありますが、使いますか?」と思わず声をかける。 大丈夫とのことなので、前進を続ける。コンビニがあるが、補給したばかりなのでスルー。あたりは完全に真っ暗、のぼりが続くので早歩きで進む。 CP5から約7kmの「あしがくぼ 道の駅」で、トイレと洗顔をし、念願の消炎剤を塗る。自販機で「白牛乳(120円)」を一気に飲む。うまい!
  国道に復帰し、短めのトンネルを他のランナーと一緒に抜ける。 そのランナーが「おなかすいたー コンビニはないのかなぁ」と独り言。
 「あと30kmほど行かないとコンビニはないよ。これで、次のチェックポイントまで頑張るしかないね」とポケットに入っていたバランスアップを進呈する。
 この区間は、試走はしているが日中だったので勝手が違う。景色も見えず退屈する。夜空を見上げ、星のきれいさに気を紛らわす。やっと、正丸トンネルが見えてくる。信号を右折し、峠道に入る。峠道といっても舗装路である。ひたすら早歩きで前に進む。歩きが多くなってきているためか、右足首の上のあたりが張ってきているのがわかる。レース後はまたロボット歩きか?とやな予感。
 しばらくして、名栗げんきプラザの駐車場が見えてくるがエイドがない。4人ほどランナーが固まっているのが見える。追いつくと「エイドの場所、わかりますか?」と問われる。 名栗方面と正丸との分かれ道まで進んでエイド発見。ほっとする。

21:52 CP6 名栗げんきプラザ エイド到着
雁坂小屋でお会いした女装のカメリアさんから熱々のラーメンをいただく。替え玉もあるとのこと。
レトルトおかゆのパックが見えたので、おかゆを所望したところ試しに作ってみた中華粥でどうかとのこと。ありがたくいただく。うまい!
 ぐちゃぐちゃになってきた荷物を整理し、モンベルのジャケットを羽織る。心霊スポットのうわさもある正丸峠をひとりで越えるのは嫌なので(笑)、出発しようとしている方に声をかけ、同行させていただく。 いつの間にか5名ほどの集団になる。多数のライトがあるので道もわかりやすい。 正丸峠では右手の遠くに町の夜景が見え、ちょっと感動。
 下りに入るとイエローゼッケンの方が、走ることを提案。お話を聞くと、ここから次のCP7までくらいしか時間を詰められるところがないとのこと。 足にダメージ来るのが不安だったが、おとなしく言うことを聞く。ひとりで歩いて下るのも嫌だし・・
 荒れた路面に気を使いながら、走って下る。途中、何台かの峠族の車とすれ違う。右手の林の間から民家の明かりが見えてくると間もなく国道。 CP7までは思いのほか、遠い。

23:29 CP7 ロックガーデンカフェに到着。 ここは東京カレーパンのお店であることを説明会で聞いていた。カレーパンが出たらどうしよう? なんて Paraさんのマネージャーさんのことを思い出しながら、椅子に座る。メニューはうどんか炊き込みご飯とのこと。炊き込みごはんをチョイスしフルーツヨーグルトをいただく。飲み物はビールもあったが、我慢してコーラとアミノバイタル。
 お店のきれいなトイレを使わせてもらい、消炎剤を塗る。暖かくて気持ちがいいがのんびりはしていられない。トイレから戻ると一緒に正丸を越えた方々は既に出発していた。
 CP3で激励してもらった「女将さん」はじめ、スタッフの方にお礼を言って出発する。
 全般に下り基調だが、時折あらわれる上りは迷わず歩く。 10分ほどで、先行していたイエローナンバーの方に追いつく。「この区間をしっかり進めば時間内完走が見えてくる。下りだけでもしっかり走れば余裕をもってフィニッシュできる」とのアドバイス。 お礼を言って先行する。 
 奥武蔵あじさい館そばのampmは24時間営業ではないので閉まっている。試走の時は、ここでカップめん食べてから、走れなくなったことなど思い出す。胃は大丈夫だが、足裏に熱がこもっているのがわかる。おそらく、何箇所か肉刺(まめ)ができているのだろう。  真夜中ということもあり、通過する車はみなスピードを出している。突っ込んでこられそうで、かなり怖い。 吾野のサンクスで一息入れる。駐車場には走り屋さんたちの車ばかり。やや、異様な雰囲気。 ヨーグルトドリンクを購入し、そそくさと立ち去る。西武秩父線の 東吾野駅の看板が見える。 ここは試走で動けなくなりしばらく横になったところ。 東吾野駅から次の武蔵横手駅までは距離が短い。 そして武蔵横手駅を過ぎれば、県道15号への分岐も近い。 県道15号 川越方面の道路標識が見え、その先に最後のCPの明かりが見えてくる。

9/21 01:43 CP8 「久保交差点手前」に到着
 最後のエイドのメニューは「イクラ丼」 げっそりした顔だったのだろうか スタッフの方から「食べられる?」と声をかけていただく。 もちろんおいしくいただく。 これで、全エイドを完食したことになる。
 足裏の状態が気になるが、痛みがあるにせよソックスとはなじんでいるので、履き直しはせずそのままにしておく。あと、4時間。 残りは19km弱 5kmに1時間かけても間に合う計算だが油断は禁物。 10分ほど滞在して出発。
 県道に入ると、歩道はあるが段差や点字ブロックがあり、足裏に響く。特に、段差に引っ掛けると痛みがひどい。 先行のランナーは歩いている方が多くなっている。 自分は雁坂峠で無理をしなかったせいか、今のところ足は持っている。 先行者にお疲れ様ですと声をかけながらパスしていく。八高線の陸橋を渡る。左側を見ると、キロ5分くらいのペースで走り去るランナー発見。ここまで来て、その余力に驚く。
 「川越市」の標識が出れば残りは約10kmで、その先の自販機でコーラを飲むことを楽しみに淡々と進む。 「川越市」の標識通過 予定通り コーラを購入。 歩きながら飲む。 冷たくてうまい。
 再び、歩いている先行者をパス。「残りは10km弱です がんばりましょう」と声をかけると「10kmもないでしょう? 140km地点まで来てるはず」と言われる。 どうやら、先ほどくぐった「中央道」の高架を「関越道」と勘違いされている模様・・ その旨を、やんわりとお話しすると地図を見ている。どうやら、理解していただけた模様。 「このまま歩いていたら間に合わなくなるところだった」とお礼を言われる。しばし、並走。 関越道をくぐり的場駅を通過 徐々に夜が明けてくる。 

 入間川にかかる初雁橋を越える。 あぁ、もうすぐ終わっちゃうんだ・・ 走ることだけ考えていればいい時間が終わっちゃう 

 あとは川越線と東武線の陸橋で車に跳ねられなければ大丈夫とわけのわからないことを考えながら走る。 二つ目の陸橋は脇を巻いて通過。数名のランナーと一緒になるが急に道がわからなくなる。 そのままついていっていいものか不安になり、立ち止まったところ、置いていかれる(笑) 地図で再確認し、ゴールを目指す。交差点に設置してある赤色点滅灯に誘導され、ゴールの湯遊ランド駐車場に無事到着!
 ゴールテープはなく、床に引いてあるフィニッシュラインを通過。 出迎えてくれたスタッフの女性とハイタッチし、先着のランナーと握手をする。 
 涙が出るかと思ったが、さほどの感動もない。 ただ、終わっちゃったなぁというだけ。 リュックをおろして、座りながらしばし ボーっとする。 
 到着時刻記録表に時間を記入しなければならないことに気づき、記録しようとしたが時計を止めていなくて正確な到着時刻がわからない。 スタッフの方に確認するもよくわからない。  
 携帯で記念撮影をすることにも気が回らず、完走証が交付されるまで、シューズを脱いでしばし待つ。 
  完走証 交付 22時間26分43秒 あぁ 終わっちゃったなぁ・・ また、現実が待ってるなぁと思いながら、記録表を提出し、荷物を取りに行く。
 荷物のある大広間に行くと、あちこちに入浴者が横たわっている。 できるだけ音をたてないように荷物を整理し、大浴場へ。 体を洗い、湯船につかりながら、最後まで頑張ってくれた自分の体に感謝する。 水風呂に何度か入り、脚部をアイシング。  体重をチェックしたところ、64kg しっかり食べたせいか、思ったより減少していない。  風呂上りはお約束のビール。 .350ccを3口で飲み干す。
 手厚いスタッフのサポートと5連休に帰省もせずに大会に出ることを認めてくれた家族に感謝しながら、川越の街を散策し、帰路についた。

その後のこと・・ 

使用済みの左足  小指付近、親指付け根に水ぶくれ  使用済みの右足 足首上部が赤く腫れている。

         使用済みの左足                使用済み右足首

 このほか、かかとなどに何箇所か肉刺(まめ)ができていたが、甲州夢街道の時とは異なり、足のむくみもなかった。 9/22はおとなしくしていたが、9/23はキロ6分ペースで6kmジョグ。
9/24は仕事終了後、同僚とキロ5分ペースで皇居を2周できた。 やはり甲州夢街道の215kmに対し今回は143km、70kmの差は大きいこととさくら道270kmを走る力はまだないことを実感した。





Comment

Name - 星峰  

Title - 

毎回細かい説明が入りたいした記憶力に感動・・
雁坂峠は距離でなくコースの大変さが長い距離の大会とは違うと思うよ~

甲州は初ウルトラ・・それなりに不足していた知識での走りだったと思うのね・・
その後、ちょこっとさんなりに学習をしたから体に対するダメージも少なく
なってきたと思いますよ・・これだけの頑張りやさんのちょこっとさんなら
これからのレースも大丈夫だと思っています。

謙虚さが凄く好感的でいいですね~


2009.09.28 Mon 07:47
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Name - 鯨海酔狂  

Title - 

ちょこっとさんご本人のお写真初めて拝見しました。
はじめましてです。
すごい記憶力。これを読めば私もウルトラ出場できますよね。
ただし、ウルトラを完走できる自前の脚を2本用意出来れば、ですが。
2009.09.28 Mon 09:22
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Name - Para  

Title - 

ワタシも一緒に旅をしたような気分になりました。
ちょこっとさんは本当にレース中の人との繋がりが素敵です。謙虚というか、なんと言うか。。。ワタシはベーコンは食べられるかもしれないけど、ちょこっとさんのようなレースでの行動、思い、かくありたいと思います~~。
お疲れ様でした。
カレーパン出てこなくってよかった(笑
2009.09.28 Mon 13:16
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Name - NEKO  

Title - 

凄いですね~距離も時間も去ることながら記憶力と正確さに感心してしまいます。
爪の垢でも煎じていただきたい!

>あぁ終わっちゃたな・・また、現実が待ってるなぁ・・・
グッときます!やる事違っても私もそんな風に思うので。。。
2009.09.28 Mon 13:22
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Name - kanreki  

Title - 

143km22時間26分の世界を見せてくれる完走記です。こんな完走記を書くために走ってみたいと思うくらいです。それにしても、翌日、翌々日に走っているちょこランさんっておかしくない?
2009.09.28 Mon 13:56
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Name - まさお  

Title - 

143kmの夢のような旅、お疲れ様でした!
読んでいてすっかり引き込まれてしまいました。(^^)
「手を冷やす」とあるのは気温が高かったのでしょうね。。。
体力消耗する中、美味しいエイド補給はありがたいですね。
マラソンとは違う、ウルトラの楽しさが伝わってきました!
水脹れと腫れは大丈夫ですか?お大事にしてくださいネ。
2009.09.29 Tue 17:58
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Name - ちょこっと自由なランナー  

Title - 

>>星峰さん
 143kmも走らなければならないと思うとつらいですが、「走り旅」だと思うと楽しい・・かな? 
そう、「走り旅」という言葉を知ることができたのも、2年前、甲州夢街道への参加を後押ししてくれた星峰さんのおかげです。感謝しています(^^)

>>鯨海酔狂さん
 仕事の大事なことはよく忘れます(汗) 走っているときの粘りを仕事にも生かせとも言われます(大汗) トレラン好きの方には楽しめる大会かも(^^)

>>Paraさん
 謙虚・・ うーん(汗) 仕事してる時のあたしは、「寄るなよ光線」出してるみたいで、回りは恐る恐る近づいてきます。
 長い時間走り続けていると、素直になれるような気がします

>>NEKOさん
 ウルトラマラソンにロングディスタンスのトライアスロン、相通じるものがありますよね(^^) 
フィニッシュした後は、やった!というより、楽しみにしていた夏休みが終わってしまったような感じがしました(笑)

>>kanrekiさん
 冗長な記録にお付き合いいただき、ありがとうございました。 ものすごい筋肉痛を覚悟していたのですが、レース直後から川越市内を散策しまくったのが
リカバリー?につながったのか、まともに走ることができて自分でも驚きました(笑) あ、家族からも まだ走るか?と呆れられました。

>>まさおさん
 自分でも読み返してみると、「手」ばっかり冷やしていますね(笑)気温は27~28度くらいまで上がりましたが、湿度が低くて助かりました。
 この大会に限らず、スポーツエイドジャパンさんの大会は、エイド充実で好評ですよ。 まさおさんも、ぜひ!
2009.10.03 Sat 12:16
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