目指してるのか?サブスリー 酒とジョグとカメラの日々

57歳サラリーマンのマラソン練習と飲酒とカメラの記録

雁坂峠越え秩父往還153km走 cp5~正丸峠 

  西武鉄道の踏切を渡るとコンビニが見えてくる。胃がそろそろおかしくなってきたのでセーブオンでペットボトルのミルクティーを購入。 エネルギーもあるし甘さが胃に優しい感じがするので、白牛乳と合わせてウルトラの後半の自分のお気に入りの飲み物。時計を確認すると19:30 CP5の目標時間は20:35 あと一時間。
 CP5までは残り何キロだ? 何年か前に電子地図を使って目印になりそうなお店や建物からCPまでの距離のリストをつくったことがある。
 
 そのときは、出だしからリストの残りの距離を気にしてしまい、走りに集中できず、後半は頭の中で計算をして「無理!」と判断してしまい、結局時間内完走ができなかった。 
 今回もリストは持っているが、「距離なんか気にするな! 足を動かせ!」と言い聞かせる。甘いミルクティーを飲んで、脳が少し活性化したかな? 
といいつつ、走りつづける元気はなく、100歩走って、50歩早歩きを繰り返す。秩父の町中に入る前に少し上り坂が続くことは7年も参加していると頭の中に入っている。 

 「あぁー 早くあの上り坂にならないかな 上り坂ならずっと早歩きで許してもらえるのに」なんて思う。 どうもミルクティーによる活性化は一瞬しか聞かない模様(笑)

 「許してもらうって誰に許してもらうんだよ」と自問自答しながら足を動かす。

 二つ目の踏切を越えると浦山口駅の明かりが見える。
 
 遠くに黒い壁みたいなものとその右手にぼんやり建物が見える。あれは、もしかして上り坂の手前にあるコインランドリー? 参加したばかりの時はセブンイレブンだったんだよねー なんて思いながら先を急ぐ。

 近づいて行くとやっぱりコインランドリー。 念願の上り坂?をひたすら早歩き。
坂を登り終えるとまっすぐな道。賑やかな町の明かりはまだ見えない。坂が終わったので、何とか走っているかな くらいのペースで前進。
  時計をみると20時を回っている。 ついに貯金が無くなるか? と思いながら足を動かす。ルートインの明かりが見えてくると西武秩父駅も近い。
 西武秩父駅を越えると、エイドとおぼしき明かりが前方に見えてくる。ようやくCP5に到着。 到着タイムは20:20 ついに貯金は15分になる。
 ナンバーをコールして、地面に座り込みシューズに入った小さなゴミを払い、シューズをはき直していると、FBのお友達になっているスタッフさんから声をかけてもらう。 
 少し話をしていると、モトチカさんが到着。 

   ss-CIMG2503.jpg

モトチカさんがスタッフさんにどれくらいの人数が通過したか尋ねている。 どうもすでに60人以上がリタイアした模様。

 エイドにはおこわとうどんがあった。 おこわはそのままではのどが通りそうになかったので、うどんのつゆをかけてもらって、ねこまんまみたいにしてかき込む。

 合流したモトチカさんから正丸峠23時、最終チェックポイントに午前3時なら、残りは歩き中心でも時間内完走できるはずと教えてもらう。
トイレに行きたかったが、中に誰もいないのにドアにロックがかかっているようで使えない。 あきらめて、水道で手と顔だけ洗って、モトチカさんに一声かけて出発する。
 
 CP5秩父熊木商店跡とCP6正丸峠入口の距離は14kmちょっと。23時まであと2時間半くらい。いつもは2時間半から2時間45分くらいかかっている。
 道の駅あしがくぼに立ち寄ると間に合わないかも?と思いながら、ひたすら早歩き。平らなところは走る真似。 去年と同じようにひたすら早歩き 平らなところでは走る真似。 モトチカさんが、コンビニによっている間に少し先行。
 モトチカさんと一緒の時は、時間内完走を目指せと思っていたが、一人になると、また「まぁ 準完走でもいいか」なんて思ったりする。
「さっき、トイレに行ってないし、CP6にはトイレはないし、コンビニは東吾野までない。東吾野なんて日付が変わらなきゃ着かないよ。 やっぱ、道の駅によらなきゃな。   えーと、あしがくぼはCP5から何キロだっけ? 4キロだっけ?」と自問自答しているうちに、道の駅の明かりが右手側に見えてくる。 

 ふらふらと明かりに吸い寄せられるように横断歩道を渡り、小走りで道の駅に向かう。
 個室トイレに入り、足首までタイツを下げて、用を済ませる。その後、太ももと早歩きでパンパンに張っているふくらはぎと前すねに消炎剤を塗る。
  自動販売機で白牛乳を買おうと思い500円玉を入れる。品物の数字ボタンを押すが出てこない。
  
  んー?釣り銭切れか?と思い、返却ボタンを押して500円玉を戻し、120円ぴったりを再投入する。もう一度、数字ボタンを押すがやはり出てこない。 よく見ると数字ボタンを押した後に「確認ボタン」を押す仕組みだった。

 うーん、だいぶ弱っている模様。大丈夫か、俺?
 ようやく手に入れた牛乳を飲んで、スポーツようかんを半分食べて、国道に戻る。

  上り坂をドナドナ一歩手前で歩いていると、後から足音。「やっと追いついた!」とモトチカさんの声。 
モトチカさんは結構なスピードで走っていく。 あわてて、ついていく。息が上がる。 これがどこまで続くのか? 23時到着には走り続けるの? 無理ぃー と思いながらもモトチカさんの背中を追いかける。 
でも、まぁ 無理なときは無理なので(笑)「限界なので先に行ってください!」と声がけする。 短いトンネルを抜けると1kmで正丸峠への入口と教えてもらう。
 
 先行するモトチカさんをみていると、ずっと走りつづけているわけではなく、ある程度走ったら、少し歩き、回復したらまた走る というパターンを繰り返している。
 なるほどと思い、距離は空いたが、同じように走って苦しくなったら歩いて呼吸が落ち着いたら、また走るを繰り返す。 50歩100歩走に続き、新しい技?を手に入れた? 

 正丸峠に向かう脇道に信号があり、モトチカさんが信号待ちをしている間に何とか追いつく。
 モトチカさんはここからは早歩きで大丈夫と言ってくれるので、二人並んで早歩き。といってもモトチカさんの早歩きは俺の1.2倍くらい? たまに小走りで何とかついて行く。
 
 真っ暗な中、二人のハンドライトで道を照らしながら、お互いのいろいろな身の上話をする。
 八戸に一人母親を残していること、定年まであと4年であること、最近は走っていても寄る年波には勝てないなと思うときがあること なんてみたいな愚痴につき合ってもらって早足で進んでいると、ゆっくり移動する変な車が前方に。
  その脇には、白のナンバーカードをつけた女子ランナーとナンバーカード無しの女性。

  どうやら、女子ランナーに伴走しながら、前方を車のヘッドライトで照らしているみたい。
 確かに大会ルールでは夜間のCP5からCP8までは女性ランナーに限り、1名の伴走者をつけることは認められているけれど、自動車を使ってまでの伴走は想定外のはず。  
 
 しかも歩くスピードに合わせてゆっくり走るものだから、数が少ないながらも後からくる車や対向してくる車に迷惑だし、危険も伴う。そもそも、この女性ランナーに一人伴走者がついている。伴走者をつけてもいいが、荷物を持ってもらったりする助力行為はルール違反。
 
 時間内完走でイエローの永久ナンバーをほしい気持ちはわかるけれど、これはいただけないねぇ。
 モラルの問題といいながらも、こんなことで次回大会のクレームにつながらないといいよな なんてことをモトチカさんと話しながら車を追い越す。

 正丸峠下のCP6には22:45くらいに到着。
 去年はおかゆをもらったが、今年はカメリアさんがいたのでカップ麺を初めて頼む。  できあがりまで時間をつぶしたくないので、堅い麺を少し食べ、スープを中心におなかに入れる。 

 そうこうしていると車に伴走してもらっていた女性ランナーが到着。
 伴走してきた車はリアゲートを開けて、なにやらごそごそやっている。着替えかなにかを受け渡す準備をしているようにも見える。

 スタッフさんの「何だ あの車?」という声が聞こえてくる。
 女性ランナーの伴走をしていたことを教えようかと思ったが、告げ口するみたいで嫌なのと、車で伴走しているのを見たときにモトチカさんが「ルールに従って走ったかどうかは、自分自身が一番よくわかることだしね」と話したことを思い出して止めておいた。
 中途半端な正義感を出してもね。

 モトチカさんもカップ麺は全部食べられなかったようで、一緒のタイミングで正丸峠にアタック。 途中に古い石仏があったりする。 何回も通っているが気がつかなかったと言うと、こういうのはご縁ですからね と モトチカさん。 二人で話しながら登ると峠はあっという間。
  峠の茶屋からはきれいな夜景が見えた。
  IMG_3248.jpg
 (C) モトチカさん

 続く

Comment

Name - 星峰  

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車で伴走、さくら道でもありましたよ~
ちゃっかり完走リックもらっていましたよ・・
で、感想記にどなたかが書いて批判していましたよ。
どの大会にもマナー違反してまで完走したい人は
いるものですね・・
それにしてもちょこさんは牛乳好きね~~(笑)

そうそう、疲れたら歩く、早足より、ゆっくりでも20分走って
5分歩くの方が効率いいかもよ~
2015.10.26 Mon 21:09
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Name - ちょこラン  

Title - 

星峰さん
マナー違反、ルール違反は見ている方がいやですね。
ウルトラによっては、途中で着替えなどを入れておくドロップバッグが認められている大会もあるので、その延長の感覚なのかもしれませんが、大会要綱にきちんと書いてあるのになぁと 思います。

代理出走したことを平気でブログに書く人間もいますし、マラソンブームが早く落ち着かないかなと思います。
2015.10.27 Tue 07:50
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Name - かおる  

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レース中っていろいろ自問自答しながら進むのが普通でしょうけれど、長い距離、きついレースになればなるほど、自分の心とのお話?が増えるんでしょうね。
ちょっとしたことで、急に弱気になったり急に強気になったり・・・
ミルクティーの甘さって疲れてる時、いいですよね。わたしも好きです♪

それにしても、車でゆるゆる伴走かあ・・ルール違反やマナー違反は、一緒に参加していていやな気分になっちゃいますよね。そういう人のためにレースが中止になったりしたら・・・守るべきことは守ってほしいものです。
2015.10.27 Tue 12:00
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Name - ちょこラン  

Title - 

 かおるさん

 ラン自体が自分との対話みたいなところがありますからね、ランをしている時間が長くなればなるほど、余分なものが落ちて、素の自分が見えてくるような気がします。
 
 別にいいよね これくらい みんながしてるから 大人の事情だし ってのが嫌なんです 我ながらめんどくさい性格です(^_^;)
2015.10.30 Fri 23:02
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